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コウモリというと、夜行性で血を吸うイメージや、バットマンなどを思い浮かべる方が多いのではないだろうか。だが、ひとくちにコウモリといっても種類は様々で、その生態についてはまだまだ知られていないことも多いという。
そんななか、南アジアに生息するインドオオコウモリに関して驚きの生態が明らかにされた。それによると、この種のオスはメスに対しオーラルセックスをするという。しかも、本番前だけでなく本番後にもするそうだ。そして今回、世界で初めて一部始終の撮影に成功したとのことで、その様子は動画「Bats Perform Oral Sex Video」で確認することができる。
・13カ月で計57回の交尾を確認
インドにあるマドゥライ・カーマラージャル大学の研究者たちは、インドオオコウモリの生息する地域にカメラを設置し、双眼鏡も用いて13カ月間に及ぶ観察を行った。結果、合計で57回の交尾を確認することに成功。その多くが朝方に行われていたという。
・メスを誘う前にまずは自分のアソコを整える
長期に及ぶ観察によりインドオオコウモリの交尾の実態が明らかになった。まず、オスはメスに近づく前に、自らの性器を整えることが判明。そして準備ができたらメスの翼に優しく触れて合図する。すると、メスは決まってその場を立ち去る。オスはそのあとをついて行き、メスが止まったらいよいよである。
・口で50秒→本番10~20秒→もう一度口で94~188秒
今回の研究で初めて確認されたのは、オスからメスに対してオーラルセックスが行われるということだ。状況が整ったからといっていきなり本番ということはせず、まずはオーラルセックスから入る。つまり、コウモリも前戯を行うのだ。この間、平均で50秒ほどだったとのこと。
そして、本番。ここは平均10~20秒で終了する。その後もう一度、オスは94~188秒かけてオーラルセックスを行う。動画では、この一連の流れを確認することができる。
・現段階ではオーラルセックスをする理由については不明
本番前に行うオーラルセックスに関しては、「メスが自分よりも前に交尾をした別のオスの精子を排除するためではないか」という説もあるようだ。
しかし、「この論理だと本番後のオーラルセックスの説明がつきません。自分の精子を拭き取ってしまっては、交尾の本来の目的である受精に至らないからです」と研究者らは語っており、その理由に関して現段階では不明のようだ。
・研究者「オスの舌が中に入っているかどうかを確認する必要がある」
今回の研究では新たな発見もあったが、それでもまだまだわかっていないことが多いという。研究者たちは、「今後は、オーラルセックスの際にオスの舌がメスの性器の中に入っているかどうかを確認する必要があります。そのためには、さらに至近距離からの観察を行っていくつもりです」と語っている。
コウモリの生態もなかなか奥が深いようだ。今後も研究が進み、さらなる事実が明らかにされることを期待したい。
参照元:LiveScience(英文)、YouTube LiveScienceVideos
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オリジナル記事: コウモリもオーラルセックスをすることが判明 / 専門家「口で50秒→本番10~20秒→もう一度口で94~188秒」
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